次は自分でやるので、やってください(タダで)。

二度見した。驚いた。笑

これに近いことはちょいちょい起きるが、
こんなにストレートに言われたのは初めてで、面食らった。

次は覚えて自分でやるので、今回はやってくれませんか。

忘れないように赤太字に。そして少し大きめサイズにしておこう。
衝撃的な一言だったけど、きっと1ヶ月もしたら忘れてしまうから、赤太字だ。

Web屋のコストは人件費。

ディレクターが稼働した時間
デザイナーが稼働した時間
フロントエンジニアが稼働した時間
プログラマーが稼働した時間

このくらいチャチャっとやっちゃってよ。
とはよく言われることではあるが「その商品1つくらい頂戴よ」と、店頭で売っている商品をタダでくれ、と言ってるのと同じ。
その商品は、コストをかけて仕入れた商品ではないのか。


私たちの商品は「時間」であり「技術」。

たった10分でも、その作業を10分でできるようになる為に、何年かかったか。
どれだけの費用をかけて勉強したか。
どれだけの時間をかけて経験を積んだのか。

だからと言って、やる気があってきちんと費用をお支払いいただけるお客様に出し惜しみするつもりは全く無い。むしろ、時間が許す限り、自分の持ちうる知識や技術をフル稼働して支援する。

私たちの技術と時間はタダじゃない。

だから、最初から「これくらいタダでいいでしょ」の感覚の方とはお付き合いは難しい。

フリーランス時代を経て、法人化して数年。様々なお客様と出会い、去ったお客様もいるし、私たちからお別れを告げたお客様もいる。

長くお付き合いが出来なかったお客様には色々理由もあると思う。
やはりお互いをビジネスパートナーとして尊重しつつ理解しあえない場合は、早いお別れがやってくる気がしている。

今回このようなことを言われたことは衝撃だったけど、これはもちろん私にも原因があると思う。

私のことを理解してもらおうという努力が足りていないということだろう。

まだまだだね。

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