オンラインショップだけでなく、リアルな場で商品を買ってもらうために、SNSなどで発信することも多くなった。
SNSで商品に興味を持ってもらい、より詳しく知りたい、どこで売ってるんだろう?とWebサイトに足を運んでもらいたいものだ。
その導線の話は改めるとして、、
まず、商品に興味を持ってもらえるかどうかは、写真で決まる。
これはもう間違いない。
誰もが、知らず知らずのうちに、いい写真に目を奪われて、いいねしたり、商品購入に至ってるはずだ。
なのに、いざ自分の番になると、「いい写真」とは程遠い写真を投稿しているのではないか。
個人で好きなように投稿しているSNSならば、どうぞご自由に、だ。
どこかで食事した写真に、お手拭きの白い袋が映ってても、ピントがあってなくてボケてようが、構わない。
しかし、被写体が自分の商品となれば話は別だ。
写真1枚に全てのパワーを注ぐべきだし、
自分で撮れないならプロのカメラマンに依頼すべき。
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写真のピントが合っていない、暗い、余計なものが映っている、とかいうのはもう基本中の基本なので書かない。って書いてるけど(笑)
そんなことは当たり前なので、もしそんな写真を投稿してるようなら今すぐ見直した方がいい。カメラが悪いか、腕が悪いか。多分後者なので、自分で撮るなら勉強して欲しいし、撮れないならプロのカメラマンを探そう。
ここをケチっているようでは、多分商品は一生売れない。
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お客さんは、この商品を買った自分を想像する。
このアクセサリーは自分に合うだろうか?
このバッグは私の洋服に合うだろうか?
それが想像出来ない写真では、売れない。
ハンドバッグのドアップの写真を見て、イメージがわくだろうか。
器が1枚置いてあるだけの写真を見て、自分の料理を載せるイメージがわくだろうか。
例えば、こういうこと。
着物に合うバッグなんですよ、と言葉で補うより、
着物を着た女性がバッグを持っている。それだけで、イメージは膨らむ。
今度のお呼ばれの時に着物を着て持っていこうかな。ってね。
156cmのモデルさんが持つとこんな感じなんだな。
自分は160cmだから、ちょうどいいかもしれないな。
こんな素敵なお皿に、ブリの照り焼きをこう盛り付けるのもお洒落だな。
今度うちでやってみたいなぁ。
こうして購買意欲が掻き立てられるのだ。
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洋服が好きなので、よくファッション系のECをネットサーフィンするが、トップス、ボトムス、バッグ、靴、と丁寧にコーディネートして掲載している店をついつい見てしまう。
手持ちの似たような風に合うのかどうか気になるので、このニットは、こういうボトムスに合うのか、とチェックする。
きっと、みんなこうやって商品画像を見ているはずなのに、自分のこととなると、商品をドアップで撮影してしまうのだ。
(自分の商品は好きすぎて寄っちゃう説、って本当なんだよ…)
少し冷静になって、他社の売れてる商材の写真、オンラインショップなどを見てみることをおすすめする。
もうWeb創世記ではない。
世の中にお手本はいっぱいあるよ。